そばであくびして、そばでねむって

マタニティ記録用。たわいもない日記。2020年春~の妊娠です。

13w4d 9月入学議論で誰もアクティブラーニングにふれていないのが謎

最近一部界隈をにぎわせている9月入学。

 

私個人としては賛成。

みんなで一斉に失った3カ月をやりなおしできるし、受験が冬じゃないし。だいたい3学期だけ異様に短いねん。2期制でも途中に夏休み挟まってキリ悪いし。

新しいクラスで1ヵ月程たった頃に団結を促す運動会してさ、進級&卒業前の集大成で学芸会や文化祭を梅雨で猛暑の6月に時期に室内でやってさ。7月8月にクーラーガンガン体育館だけに効かせて卒業式/入学式やるの。いいじゃん!

入社も9月でいいじゃん、4カ月頑張れば正月休み。ちょうどいい。たった1ヵ月頑張ってGWはさんで3カ月連休無しで働くの、マジきつかったよ・・・。

企業年度も9月開始でいいじゃん。年度変わる時の異動、辞令出てから1ヵ月夏休みあれば余裕をもって引っ越しできる。春休み短すぎるんじゃ!!

9月入学、超いいじゃんと思った。

 

学年の区切りは今のままでよくない?

4月生まれ~3月生まれを1学年としたまま、単純に始まりだけスライドさせれば。

気持ち悪ければ、これから生まれる新生児で1ヵ月ずつ調整してけば?

もしくは2020年4月~2021年9月だけ1学年にしちゃえば?

どうせ今年の出生めちゃくちゃ少ないよ、コロナの影響で・・・。

 

というのが私の考えなんだけど、それは置いておいて。

 

この議論の中で、今まで散々一生懸命取り組んできた『アクティブラーニング』が軽視されてる、というか話にすらあがならないのが謎。

オンライン授業の推進とかいうけど、え、オンラインでアクティブラーニングどうやってやんの??

↓一応アクティブラーニングの概要。ウィキの引用です。

アクティブ・ラーニングは学修者が能動的に学習に取り組む学習法の総称である。これにより学習内容を確かに修得しつつ、座学中心の一方的教授方法では身につくことの少なかった21世紀型スキルをはじめとする汎用的能力、ひいては新しい学力観に基づくような「自らが学ぶ力」が養われることが期待されている。

アクティブ・ラーニングが必要とされる社会的背景は,技術や社会環境が急激に変化し、教育機関で学んだ内容がすぐに陳腐化してしまうという知識基盤社会・生涯学習社会の到来である.将来にわたって必要なスキルを身につけることができる学習法として注目され、国内外の様々な教育機関の授業においてアクティブ・ラーニングが実施されている。その多くは発見学習、問題解決学習(課題解決型学習)、体験学習、調査学習、グループディスカッション、ディベートグループワーク等を有効に取り入れており、このような授業はアクティブラーニング型授業とよばれている

 

指導法より感染症対策の方が大事?いやいや・・・

私はやっぱり、学級で集団で学ぶのとオンラインで学ぶのは、もう、完ッッッ全に別物だと思っちゃうんだよな・・・。特に低学年、未就学児。

オンライン授業って学習指導要領にぜーんぜん沿ってないけど、このまま来月とかにさらっと学校復活して3カ月間失われたまま進むけどなんで文科省は黙ってんだ?どうやって取り戻すつもりなの??

毎日1コマずつ増やして、長期減らせば・・・ギリ間に合うのか・・・?9月入学議論の肝ってそこじゃないの?桜の時期とかじゃなくてさぁ・・・。

 

いや、オンラインは良いよ!?不登校の子だったり、環境が整備されたら上手く利用して救われる子沢山いると思う。今の学校休校も、休校になって涙が出るほど助かった子、なんなら命が救われた子も沢山いるかもしれない。

でもそれは別の話!!

オンラインは、あくまでセーフティネットや非常時の対処療法的仕組みかなと思う。全員のスタンダートにするのは違う・・・と・・・。

私はね、日本の学校教育が好きなんですよ!!(突然の告白)

 

新1年生の4月頃の国語の授業を記憶の中から再現してみるけど・・・

 

***

 

みんなで挨拶して授業開始。

机の上に授業に関係ある物だけ出しているか隣の席の子と確認し合う。

今日のめあて 『「つくし」と書いてみよう』を皆で声を合わせて読む

 

国語のノートは右開きで、文字は縦に、行は右から左に進むように書くことを教える。

1マスに1文字書くこと、最初のページから順番に使っていくこと、下敷きを挟む場所を教える。(これまじで教えないと分かんない)

 

えんぴつの持ち方を確認。

えんぴつはとがっているか確認。

 

まず「つ」を先生が黒板に書いてみる。

3のお部屋から1のお部屋にまっすぐひいて、2のお部屋をとおりながら最後はハラうよ~と超ゆっくり確認。

みんなで空中にエアーで1回書いてみる。

 

で、やっと自分のノートの1マスに「つ」って書く時間。

集中できなかったり、分からなかったりする子は周りの数人の真剣に取り組む子の様子を見て、自分もモードに入る。

 

・・・これを「く」「し」でもやる。

 

「つくしって書けた人ー?」

\はーい/

「どんなところに気を付けたか、発表できる人ー?」

・鉛筆をちゃんと持った \ぱちぱちぱち/

・線がまっすぐになるようにしました \ぱちぱちぱち/

etc

発表された意見を先生が板書する。

自分も黒板に書かれたい!私も思いついた!!って子が出てきて、この時間が永遠につづく・・・。

皆の前で発表する経験、友達の話を聞く経験をする。

最初は恥ずかしくても周りに触発されたり、自分の意見を先生はじめ皆に知ってほしくなってきて、エイッと手を挙げてみたり。

 

「じゃあ、こうすればもっとうまく書けそう!って事を発表できる人ー?」

・左手で紙を押さえるといいと思う\ぱちぱちぱち/

・次は濃く書くようにしてみます\ぱちぱちぱち/

また同じように板書する。

 

「じゃあここに書いてあることを皆で読んでみましょう~」

声を揃えて大きな声で先生に続いて読む

「じゃあこれに気を付けて、もう一回隣に書いてみよう!

隣ってさっきの左だよ~国語は縦書きだったよね~」

 

ー集中してひとりで書く時間ー

ふざけたりボーっとしたりしたくなっても周りの空気を感じて頑張れる。

 

はい、みんな上手に書けたね!

みんな2回目のほうが上手だね!!

 

授業終了。

この日の宿題は「つくし」と5回書くこと。

 

***

 

・・・という45分間の授業。

これどうやってオンラインでやるの・・・?不思議。

「つ」って10回、「く」って10回、「し」って10回書くプリント宿題1枚で、終わったことになんの?マジ・・・??

 

9月入学にしないと、こういう小さい一つ一つの経験チャンス潰すことにならない?コマ調整や指導単元次学年繰り越しでなんとかなる?ほんとに??

というのが私の疑問であり意見であり、議論したいところです。

だれも取り上げてないけど・・・(こういう議論がされた場、わたしが見逃してるだけだったら教えてほしい)

 

 

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